阪神・才木、開幕投手“立候補”「チャンスがあるのであれば」

[ 2018年12月11日 06:29 ]

子どもたちに「夢」をテーマに授業をする才木(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・才木が10日、三重県川越町立川越北小学校で「JFAこころのプロジェクト夢先生」に先生役として参加した。小学5年生の児童を相手に「夢を持つ」重要性を説き、来季に向けた自分の夢も強く明確に言葉にした。

 「一番身近でいえば来年の開幕(ローテ)に入ること。チャンスがあるのであれば、開幕投手も。矢野監督が白紙と言っているそうなので、どんどんアピールしていきたい」

 来季の開幕投手に関して指揮官は「(候補者は)どんどん出てきてくれたら良い。その方が競争になっていい」と話しており、西の加入決定後も考えは変わっていない。4年連続で務めているメッセンジャーが最有力とみられる中、チームスローガンにある「オレがヤル!」を体現するように20歳右腕がチーム一番乗りで大役へ“立候補”だ。

 その先に見据えるステージもある。「2020年の東京五輪とか。もちろん、どんどん狙っていきたい」。実績を考えれば飛躍的成長が必要でも、口にすることに意味がある。無名だった高校1年時からプロ野球選手を夢に掲げ、周囲の予想を上回って実現してみせた。これからもっともっと大きな夢をかなえるつもりだ。(巻木 周平)

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2018年12月11日のニュース