阪神・高山、横田と1・2番コンビ復活熱望「2人で出られたらうれしい」

[ 2018年12月11日 06:16 ]

大阪市内の病院を訪問し、患者の子供たちを激励する(左から)高山、横田、熊谷(撮影・北條 貴史)   
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 あのコンビは阪神・高山にとっても特別だった。横田との1軍での共闘へ言葉は力強い。「今年僕もファームで横田がベンチに入って、ノックをやったり、一緒に練習をする中で本当に彼の頑張ってる姿を見ていた。また一緒にあの開幕戦のような形で2人で出られたら、うれしいなと思う」。新人だった16年に1番で開幕スタメンを奪取。2番・横田と若さと勢いあふれる上位打線を形成した。

 翌年から不振に苦しみ、横田も脳腫瘍で離脱。「ヨコ(横田)も元気に野球やってるので、当時のようにお互い頑張ってレギュラーを獲ってやれたらいいかなと思います」2人での逆襲を宣言した。「勇気、元気を与えたい気持ちで来たんですけど、患者さんから頑張ってください、という言葉を逆にもらって、頑張る気持ちをもらった」。“相棒”とともに奮起を誓った一日を力に変える。

 ▽16年の高山&横田 ドラフト1位の新人・高山はオープン戦で打率・327、高卒3年目の横田も全体3位の同・393と結果を残し、ともに初の開幕1軍入り。3月25日の中日との開幕戦に高山は「1番・左翼」横田は「2番・中堅」プロ初出場し、横田が不振で先発を外れるまで12試合連続でコンビ。高山は3月26日中日戦で、横田は4月5日巨人戦で決勝打を放つなどチームは7勝4敗1分けと好発進した。

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2018年12月11日のニュース