広島・松山 恐怖の5番宣言 4番誠也と最強の中軸ヤシ

[ 2018年12月7日 05:30 ]

ヤシの木を背にポーズを決める松山
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 優勝旅行に参加中の広島・松山竜平外野手(33)は5日(日本時間6日)、鈴木誠也外野手(24)との“最強4・5番コンビ”襲名を誓った。丸佳浩外野手(29)の巨人移籍で3番が空席になっても5番へのこだわりを強調。長打力アップで4番を援護する“恐怖の5番”に名乗りを上げた。

 松山を中心に赤ヘルの新たな代名詞が形成されるかもしれない。「タナ・キク・マル」は丸の移籍で解体。丸と鈴木も、アベック本塁打を放てば、今季5勝1敗と「恐怖の3・4番」を形成していた。空席となった3番候補の最有力とみられる松山には意外なほど執着心がなかった。

 「そこまで3番を打ちたいとは思っていない。5番のほうがいいのかなと。足が速いほうではないから、だったら、僕よりも3番を打ったほうがいい選手がいると思う」

 今季は先発103試合のうち5番が75試合と大半を占めた。「5番は結構好き」。そう言わせるだけの背景には、4番の存在がある。

 「誠也のうしろは結構、面白い。誠也との勝負を避けられることは多い。そこでカッとなったところで打てたら気持ちいい」

 今季は、鈴木と松山がそろって打点をあげた試合は16勝4敗と、コンビとしての相性は元々抜群。さらに追求するのは、4番との勝負を選択させる“恐怖の5番”だ。「2人のどっちとも勝負してもダメだという状況を作れれば、凄く相手も怖いだろうなと思う。5番を打つ上でそこが理想になる」。今季、鈴木の四球数はリーグ3位の88個。勝負を避けた四球もあっただけに、後ろに控える松山次第では、4番との真っ向勝負を増やすことができるかもしれない。

 疲れを癒やすハワイでの休日が終われば、「去年もいつも以上になったけど、それ以上にやってもいいと思っている」と走り込みとウエートでいじめ抜く覚悟だ。「丸が抜けたし、主軸を打たせてもらっている以上、長打力が必要。まだパワーアップできると思っている」。来季の目標に公言しているのは、今季の12本を超える20本塁打。「ハワイは何回来てもいい。また来たい」。「誠也・松山」で打線を途切れさせなければ、丸の穴を埋めるヒントが見つかるかもしれない。(ホノルル・河合 洋介)

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