阿部 伊江島に誓った 王手400本塁打達成で「イエーイ」と叫ぶ

[ 2018年12月7日 05:30 ]

完成したばかりの伊江村野球場でキャッチングを行う巨人・阿部
Photo By スポニチ

 巨人・阿部が沖縄県伊江島を訪問し、新球場を視察した。総工費約18億円をかけ3年越しで完成。県内初の全面人工芝のグラウンドで早速体を動かした。4年ぶりに復帰する捕手の位置から二塁へ送球し「二塁ってこんなに遠かった?」と苦笑いも、制球力は抜群だ。

 村役場も訪れ、公約を掲げた。あと1本に迫り「十二分に意識する」という通算400本塁打。「(達成時の)お立ち台でイエーイと言いますから!」と決めゼリフの「最高でーす」ではなく、伊江島にかけたセリフを絶叫し、感謝の気持ちを届ける。同島とは06年に自主トレを行って以来、交流を続けており、17年には観光親善大使にも就任した。

 村側も偉業達成を後押しする。到達時には防災行政無線で全2200世帯に知らせ、役場に懸垂幕を掲示する予定だ。パレードや花火大会も検討。島袋秀幸村長(66)は「毎晩酒盛りしながら応援する。ラム酒で乾杯したい」と心待ちにしていた。(岡村 幸治)

続きを表示

2018年12月7日のニュース