巨人、前マリナーズの岩隈獲得を発表 8年ぶり日本球界復帰…今オフ5人目の大型補強

[ 2018年12月6日 17:25 ]

6日、伊藤超短波の全国会議の冒頭であいさつをする岩隈(撮影・篠原岳夫)
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 巨人は6日、メジャーリーグのマリナーズを退団していた岩隈久志投手(37)と来季の選手契約を結ぶことに合意したことを発表した。正式契約は後日行い、その後入団会見も開く。岩隈は楽天時代の11年以来の日本球界復帰となった。

 4年ぶりに原辰徳監督(60)が指揮を執るチームは、今オフに大型補強を敢行。これまでに丸、炭谷、中島、ビヤヌエバを獲得しているが、投手陣では岩隈が初めて。日米通算170勝右腕の獲得は、投手陣の駒不足の解消にもつながる。

 岩隈は今年9月にマリナーズを退団。これを受け、巨人は獲得に向けた調査を進めていた。他にも古巣・楽天など複数球団が獲得に向けた調査を行っていたもようで、楽天は水面下で交渉も行っていたとみられるが、最終的には条件面で折り合いがつかなかったようだ。

 マリナーズ時代の13年にはサイ・ヤング賞候補にもあがり、15年には無安打無得点試合も達成した。言わずとしれた豊富な経験値も含め、若手の多いチームに新たな刺激を生みそうだ。

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2018年12月6日のニュース