雄星あるぞ100億円契約 FA目玉コービン合意で相場上昇

[ 2018年12月6日 05:35 ]

西武の菊池
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 西武からポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指す菊池雄星投手(27)の交渉が解禁された4日(日本時間5日)、ダイヤモンドバックスからFAになったパトリック・コービン投手(29)がナショナルズと6年総額1億4000万ドル(約158億2000万円)で合意した。FA市場の目玉が早期決着。今後は同じ左腕の菊池に人気が集中し、契約総額は9000万ドル(約101億7000万円)まで跳ね上がる可能性が出てきた。

 菊池の交渉解禁日に、いきなりFA市場が動いた。先発投手の目玉だった左腕コービンが、最有力とみられていたヤンキースでもフィリーズでもなく、ナショナルズと合意。逃した両球団とも「菊池争奪戦」に参戦することが濃厚となった。

 コービンの去就の早期決着は同じ左腕の菊池には追い風だ。11月のGM会議でヤ軍のブライアン・キャッシュマンGMは「左投手は(左打者に有利とされる)ヤンキースタジアムではいつでも重宝される」と語り、フ軍のマット・クレンタクGMも「うちの先発は全員が右」と左腕強化を示唆していた。フ軍のジョン・ミドルトン・オーナーも今オフの「爆買い」を予告。コービンのために準備した潤沢な資金が他の左腕に向かうことになる。

 15年サイ・ヤング賞のカイケル(アストロズからFA)と菊池だ。両選手の代理人はともに期限ぎりぎりまで交渉に時間をかけ、相場を最大限まで上げることで知られるスコット・ボラス氏。9日(日本時間10日)から始まるウインターミーティングでは両左腕を積極的に売り込む。6年総額7000万〜8000万ドル(約79億1000万〜90億4000万円)とみられていた攻防戦は、同9000万ドル(約101億7000万円)級まで上昇する可能性が高い。

 マリナーズなど10球団前後が交渉に乗り出す見込み。27歳の若さに加え、メジャーの先発左腕の平均球速91・4マイル(約147キロ)を上回る、同92〜94マイル(約148〜151キロ)の剛球も魅力的だ。交渉期限は来年1月2日午後5時(同3日午前7時)。今後、菊池争奪戦が激化する。

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