大谷、右肘手術決断は「直感」メジャー2年目へ打の決意「開幕目指す」

[ 2018年12月5日 11:00 ]

大谷翔平特別インタビュー(上)

インタビューに答える米大リーグ、エンゼルスの大谷
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷翔平(24)が4日、東京都内で共同通信のインタビューに応じた。投打の二刀流で活躍し、ア・リーグの最優秀新人に輝いたメジャー移籍1年目の今季を振り返り、米国での生活や、来季へ向けての意気込みを語った。3回にわたって掲載する。

 ――開幕直後に大活躍。やれる自信が出てきたのはいつ頃か。

 「やれる自信はまだない。今でもないし、来年同じようにやったら同じような結果は出ない」

 ――きっかけとなった試合はあるか。

 「初登板でそれなりに抑えたし、初打席でヒット、(自身の)ホーム開幕戦でも本塁打を打った。スタートが良かったのは使う方としても機会を与えやすい。次のチャンスをもらえる意味では大事だった」

 ――オープン戦では何が苦しかったか。

 「打撃は(相手投手の)球が速いのが一番。平均したら数マイルの差だが、かなり違う。(投手では)ボールもマウンドも違うのは分かっていたが、経験しないと分からない難しさはあった」

 ――開幕前にマリナーズのイチロー選手に助言を求めた。

 「(日本野球と)違う部分を一番、経験している方に聞きたいなというのもあった。練習や試合の入り方、技術も含めてどうやったら対応していけるかを聞きたかった」

 ――6月に右肘故障が判明後は落ち込んでいた。

 「1週間くらいはやることがなくて家にずっと閉じこもっていた。(その後は同時期に離脱した同僚の)シモンズ選手と夜ご飯を食べに行ったり、大きなハスキー犬と球場で遊んだりして案外、一人ではなかった」

 ――9月に新たな損傷が発覚した。

 「予測はしていた。いつか来そうなものが来た感じ」

 ――手術は大きな決断。

 「直感で、した方がいいと思っていた。気持ちよく投げられなかった状況から、思い切りパフォーマンスを出せる状態に持っていけると考えれば、凄くわくわくはしている」

 ◆帰国後もリハビリ継続「もとの可動域にはほぼ戻っている」

 大谷は打者に専念するメジャー2年目の来季開幕に「まずはそこを目指したい」と意欲を見せた。投手でプレーするのは早くても2020年となる。打者での復帰の見通しには「開幕目指してやる。何百件もあるリハビリの症例を比較して開幕まで合わせていく。普通にいけば間に合わなくないのかなという感じ」と述べた。一方で「(時期を)延ばすのもOK」と開幕に固執しない意向を示した。

 11月21日の日本帰国後もリハビリは継続しており「元の可動域にはほぼ戻っている」と言う。練習の現状は「バットは使っていない。球を見たりとかタイミングを計ったりとか」とした。二刀流を封印せざるを得ない2年目も「打者として長く出るので、そこは今までにないところ。例年と違うという意味では勉強になる部分はある」と前向きに捉えた。

 西武からポスティングシステムを利用して、メジャー移籍を目指す花巻東の先輩、菊池については「僕が安定して試合に出られれば、対戦するチャンスもあるかな」と話した。

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