阪神・原口 来季は“必死のパッチ”神格化「本当に最高のシチュエーションの時だけ」

[ 2018年12月3日 05:30 ]

小野ハーフマラソンでアンカーを務め、笑顔で走る阪神・原口(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・原口文仁捕手(26)が2日、甲子園球場のお立ち台で叫ぶ「必死のパッチ」の決めぜりふを来季は神格化させる考えを明かした。

 「最高の、最高の、本当に最高のシチュエーションの時だけは自然とやるかもしれません。元々、矢野さんが使われていたものですからね。監督になられたし、ちょっと、いろいろと考えています」

 最初にファンに浸透させたのは現役当時の矢野監督だった。関本賢太郎氏(スポニチ本紙評論家)が引き継ぎ、原口が初めて使ったのは16年5月19日の中日戦で2―2の9回1死満塁から中越えにプロ初のサヨナラ打を放った時だった。実は1軍デビューした4月27日に関本氏から祝福メッセージが届き、「必死のパッチ、お前に譲るわ」と後継指名を受けていた。以来“3代目”に定着。本拠地ヒーローインタビューの名物パフォーマンスとしてファンからの人気も高く、今季も3度披露した。

 ただ、人知れない悩みもあった。関西で生まれ育った矢野監督や関本氏とは違い、埼玉県出身で帝京(東京)から阪神入り。関西に住む知人からイントネーションの違いを何度も指摘され、練習も繰り返したが、どうしても18歳まで過ごした標準語風になってしまう。関西人が聞けば、ぬぐえない違和感があったのだと知った。

 既に代名詞として定着しており、決別したいわけではなく、新語を考案しているわけでもない。例えば逆転サヨナラ弾や満塁弾などハードルを上げれば、激レア化はするかもしれない。

 捕手に再挑戦中で、今季9度しかなかった先発マスクから一気に正捕手獲りも視野に入れる来季。「打つだけではなくて捕手の守備が評価されて立てるように頑張ります」。あのフレーズが甲子園で何度も響けば、猛虎も勢いに乗っていける。

 ▽必死のパッチ 極めて必死であることを意味する表現。「必死」の最上級とされ、主に関西地方で用いられる。「パッチ」そのものには意味はない。

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