巨人・阿部 フルフェースで完全“復肩”だ 長年の相棒と正妻獲り

[ 2018年12月3日 05:30 ]

福井市内でトークショーを行った阿部
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 フルフェースで「復肩」へ。来季、4年ぶりに捕手に復帰する巨人・阿部が「普通のマスクは違和感がある。フルフェース型をかぶります」と、長年連れだった相棒で勝負することを明かした。

 08〜14年まで着けたフルフェース型マスクは、日本での着用者も少なくトレードマークだった。だが、疲労やファウルチップ直撃などで首痛が悪化。14年5月から最後に捕手で出場した15年6月までは、負担軽減へ300グラム軽い普通のマスクをかぶっていた。16年に一度捕手復帰を目指した際にフルフェース型を新調したが、日の目は見ないまま。先月24日の名球会イベントで、封印されていた新古品を装着していた。

 「こっちの方が安全性がある」と阿部。外国人に多いオーバースイングの、後頭部へのバット直撃を防御。ファウルフライやクロスプレーで外す必要がなく、落ちたマスクやヘルメットで不慮の事故につながることもない。「アメリカでは少年野球もつける。日本でも広めたい」と慣れやこだわりだけでなく、機能面も優れている。

 この日は福井市でトークショーを行った。ソフトバンクが連覇した日本シリーズで広島の敗因を「甲斐」と指摘。盗塁死は試合の流れを変えると説いた。「まず下半身。フットワークが大事。自主トレ、キャンプで磨くよ。質も量も」。ゴールデングラブ賞4度を誇る名捕手は盗塁刺へ体をいじめ抜く。正捕手候補の炭谷が加入し「今は3、4番手と思ってやらないと。スタメンで出たいし、1番手目指してやりたい」。40歳の不惑で開幕する来季へ、迷いはない。      (後藤 茂樹)

 《通算盗塁阻止率は.346》阿部(巨)は入団1年目の01年から14年まで14年連続で捕手の規定試合数(シーズン試合数の半分)をクリア。通算盗塁阻止率は.346と強肩ぶりを発揮した。リーグ盗塁阻止率1位は06年.443、10年.371と2度記録。以下2位5度、3、4位各2度、5位3度と全て5位以内と安定した数字を残した。

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