広島・大瀬良 丸さん覚悟!内角エグる「遠慮はしない」

[ 2018年12月3日 05:30 ]

V旅行に出発する大瀬良(右)ら広島ナイン
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 広島・大瀬良大地投手(27)が2日、巨人にFA移籍する丸に死球覚悟の内角攻めを予告した。

 来季から敵の中軸を担うであろう左の強打者。いきなり開幕カードで当たるだけに「突っ込んでいかないと。遠慮はしない」ときっぱりだ。同日夜に同僚らと広島空港からV旅行先のハワイへ出発。リフレッシュしながら現地でもトレーニングに励む。

 味方なら百人力のスラッガーが、来季からは敵になる。「好きな先輩だった」という丸の巨人移籍決断に、大瀬良は「悩んでいた姿を知っているので寂しいけど、負けないように、打たれないように頑張るだけです」と口元を引き締めた。

 プロ意識が強烈な印象として残る。宮崎・日南であった昨秋キャンプ。厳しい練習を終えた後、宿舎で対戦投手の特徴をメモにまとめ、資料を黙々と整理する姿を目の当たりにした。いわゆる丸ノート。感銘を受けた。

 「膨大な資料を机に置き、秋の段階から翌年の準備を抜かりなくやる。プロフェッショナルとは、こういう人を言うんだろうと思って見ていました」

 大瀬良には入団からの5年間、キャンプなどを通じても丸と対戦した記憶がない。ただ巨人入り表明から1夜明けた前日1日、「You Tube」に上がった今季の丸のホームラン集を「どんな打球を打つのか、興味本位で」見たという。

 中でもインパクトを受けたのは9月6日の阪神戦(マツダ)だ。6回に外角低めのカーブを、8回にも外角直球を、それぞれ左翼席へ運んだ。「あんな打撃をされたら、投げる球がない」と苦笑い。だが、敵となったからには遠慮はしない。

 「いい時は、手がつけられない打者。当てるぐらいの気持ちで、(インサイドに)突っ込んでいかないと足もとをすくわれる」。2歳年上の先輩の胸中も推し量り「逆に遠慮していると、丸さんも嫌だと思う。勝負の場なんで」と語った。

 この日夜には、チームメートらと優勝旅行先のハワイへ出発。グラブやトレーニングウエア、シューズを持参し、現地でも汗を流す予定だ。「球団の催し以外はスケジュールを空けてもらった。リフレッシュはしますが、100%そういう気持ちでは行かない」

 最多勝、勝率1位の2冠に輝く18年。「より大事なる」来季、一層飛躍するためにも大瀬良は、強気な攻めで強打者・丸を封じ込むつもりだ。(江尾 卓也)

 《エルドも合流予定》緒方監督や現役引退した新井ら16選手、家族、スタッフら計184人は2日夜に優勝旅行先のハワイへ向けて広島空港から日本航空のチャーター便で出発した。出発前のセレモニーでは選手会長の会沢が「来年は4連覇と日本一を達成し、またここに帰ってきたい」とあいさつ。新井は「選手だけじゃなく、その家族もいるので一緒に食事でもしたい。ゆっくりしたい」と語った。今季限りで退団したエルドレッドも現地で合流する予定。一行は8日に帰国する。

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