ソフトB武田 自宅にマウンドできた 大改造700万円「ハイスピードカメラ」も導入予定

[ 2018年12月3日 07:48 ]

笑顔でトークショーを行う武田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク・武田が2日、来年1月の自主トレを自宅のある福岡県内で行うことを明かした。この日は福岡県北九州市のサンリブシティ小倉でトークイベントに出演。今季途中に引っ越し、シーズン中に「トレーニング部屋」を整備した。

 約700万円をかけてウエートトレーニング器具やマウンドも設置し、ネットスローもこなせるという。「家にあれば寝る前でもトレーニングができる。ハイスピードカメラを入れようと思っている。それでフォームも確認できる」と「虎の穴」の利点を挙げた。

 今季は3完封を挙げた一方で9敗を喫し、プロ7年目で初の中継ぎ登板も経験した。「今年は波が凄くて、完封か炎上かみたいな感じだった」。シーズン終盤にテークバックをコンパクトにした新フォームに修正。ポストシーズンでは第2先発としてチームの日本一に貢献したが、悔しさの残る一年でもあった。

 今年1月の自主トレは地元・宮崎で行ったが、来年1月は大改造した自宅やその周辺で同僚の大竹らとともにトレーニングをこなす。6勤1休の過酷な日程を予定しており、一年間、ローテーションを守るための体づくりに励む。「(大竹と)やるべきことは一緒なので。フォームの形とかお互いにチェックしながらできる。新しいことに気がつくのが大事」と切磋琢磨(せっさたくま)しながらキャンプに向かう。

 秋季キャンプではフォーム固めのために手作りの平均台を持ち込んだ武田。自宅のマウンドでもフォームをチェックしながら、8年目のシーズンで巻き返しを期す。

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2018年12月3日のニュース