阪神・能見 15年目の変身!救援ボディー 決意の関西単独トレ敢行へ

[ 2018年12月1日 05:30 ]

阪神の能見
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 阪神・能見篤史投手(39)が30日、年明けの自主トレーニングの拠点を沖縄から関西に変更し、単独で行う意向を明かした。来季は救援専任となる可能性が高く、調整法を変える可能性があるため。“出発地点”を変えてプロ15年目に臨む。

 「(年明けは)もう沖縄には行かないよ。調整法とか、いろいろ(理由はある)ね」

 沖縄は背番号14にとって飛躍の原点だった。プロ5年目だった09年1月に、福原(現投手コーチ)から誘いを受けて初めて沖縄で合同自主トレをスタートさせると、シーズンで自身初の2桁勝利となる13勝を挙げブレーク。冷え込む1月の関西を避け、キャンプインに備えて温暖な気候の沖縄でコンディションを上げるルーティンを作った。10年以降は3度の開幕投手を務めるなどエースとしてチームを支えてきた左腕の自主トレ拠点になっていた。

 今年1月で沖縄自主トレも10年の節目を迎えた。そんなタイミングでの拠点変更には大きな理由がある。今季は開幕ローテーション入りしたが、不調が続いて2軍調整中だった5月下旬に中継ぎに配置転換。6月上旬に昇格を果たすと、42試合で防御率0・86と抜群の安定感を誇示し、勝ちパターンの一角にも定着した。ブルペンに欠かせぬ存在となり、矢野監督とも就任後に会談して、来季の救援専任を直訴していた。

 来年は先発としてキャンプ中の実戦登板や若手と競争することを見据えて、沖縄で1月からハイピッチで調整する必要はなくなった。一方で、シーズンインを本格的に救援投手として迎えることは自身初とあり、関西に残ってマイペース調整で開幕にピークをもっていく考えのようだ。来年5月には40歳を迎える。40歳左腕でシーズン40試合以上登板すれば球団史上初の快挙となる。1年を戦い抜くため、あえて沖縄には行かない。

 加えて強調したのが、後輩たちへの思いだ。16年からそろって弟子入りした岩貞、梅野に対しては「もう、あいつらが(中心メンバーになって)やっていかないといけないから」と「チーム能見」は解散し、沖縄自主トレを託す意向を2人にも伝えている。

 チームの次代を担う若手の躍進も願いながら、心機一転、能見が40歳シーズンに向け、力強く踏み出していく。(遠藤 礼)

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