楽天、広島・福井を獲得 菊池保とのトレード成立 今季0勝も石井GM期待

[ 2018年11月30日 05:30 ]

広島・福井(左)と楽天・菊池の交換トレードが発表された
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 広島・福井優也投手(30)と楽天・菊池保則投手(29)の交換トレードが成立し、29日に両球団から発表された。楽天は先発陣の強化を狙い、中継ぎの層を厚くしたい広島と思惑が一致した。

 福井は04年、済美(愛媛)の2年生エースとしてセンバツ優勝、夏準優勝を達成。1浪して早大に進んだ。4年時の10年ドラフト会議で広島から1位指名を受けて入団。日本ハム1位の斎藤佑樹、西武1位の大石達也とともに「早大トリオ」として注目を集めた。

 1年目から先発ローテーションに入って8勝。15年には自己最多の9勝を挙げた。だが、チームがリーグ3連覇を達成した16年以降は成績が下降。今季は3試合で0勝3敗、防御率8・40と5年ぶりに未勝利に終わった。広島を通じ「突然のことで驚いているが、育ててもらった球団とファンの方に、新天地で頑張って活躍している姿を見せることが恩返しだと信じて頑張る」とコメントした。

 楽天の石井一久GMは「先発の層を厚くしたいし、ブルペンもできる。先発の座を争ってほしい」と期待する。2軍での防御率2・23の好成績に着目してのトレードだった。西武からのFA移籍が決まった浅村、新守護神候補のブセニッツ(ツインズ)らに続き、着々と補強が進む。

 福井は来季9年目。同様に今季0勝だった斎藤、故障に苦しむ大石とともに、パ・リーグに集って競い合う。広島の鈴木清明球団本部長も「環境が変われば登板機会がもらえる。福井にとってはチャンス」と語った。

 ≪菊池保、第二の故郷に別れ≫広島に移る菊池保は「楽天での一番の思い出は、やはり13年の日本一。仙台に11年いたので、僕にとって東北・仙台は第二の故郷。来季からは広島の一員としてチームの勝利に貢献することが恩返しになる」と球団を通じてコメントした。07年高校生ドラフト4巡目で常磐大高から楽天に入団。14、15年に各4勝も、今季は3試合の登板で2年連続の勝ち星なしに終わった

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