日本ハム・井口　500万円ＵＰでサイン　４年目の来季は「１年間１軍に」

札幌市内の球団事務所で契約を更改した日本ハム・井口
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　日本ハムの井口和朋投手（２４）が２９日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸１５５０万円から５００万円アップの２０５０万円でサイン（金額は推定）。「まだ１年間、１軍にいたことがない。来年はそこを第一の目標にしたい」と意気込んだ。

　今季は８月下旬に右肩大円筋の肉離れで離脱した時期もあったが、３１試合で１勝１敗１セーブ、防御率２・４８。身長１メートル７５ながら角度ある直球で打者に攻め込んだ。練習前のアップなどでは主将で４番の中田ら先輩にいじられることも多く、貴重なムードメーカーでもある。

　神奈川生まれながら東農大北海道オホーツク出身でもある右腕は「１年間、１軍にいれば５０試合以上は投げられると思う。ホールドも１０は超えたい」と４年目となる来季を見据えた。