日本ハム太田賢吾 230万円増に笑顔 食生活改善で“清水の体”目指す

[ 2018年11月29日 11:20 ]

札幌市内の球団事務所で契約を更改した日本ハム・太田
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 日本ハムの太田賢吾内野手(21)が29日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸690万円から230万円アップの920万円でサイン。高卒4年目で初めて1年間、1軍に定着したことを評価され「思ったよりも上がりました」と笑顔で語った。

 今季は自身最多の54試合に出場も、大半が守備固めでの出場で打席数は41。それでも栗山監督が感謝する一打がある。西武に本拠地の札幌ドームで開幕3連敗を喫するなど1勝3敗で迎えた4月4日の敵地での楽天戦。途中出場していた太田は2―2の9回に先頭で中越え三塁打を放ち、その後に決勝のホームを踏んだ。指揮官も「あの勝負どころで大きな一本が打てるようになった」と成長を認めた一打。チームは翌日のカード3戦目も勝利して開幕3連敗から立ち直り、その後に西武やソフトバンクと夏場まで優勝争いを演じた。

 今オフは細身の体を一回り大きくするため、栄養士と相談しながら食生活を改善。好きな揚げ物やデザートも我慢している。「(ドラフト同期の)清水の体が筋肉量や脂質のバランスで球団でもトップクラスらしい。あいつを目指したくはないけど、体だけは目指して頑張りたい」と目を輝かせていた。

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2018年11月29日のニュース