東都1部、来春から1日3戦・5週制に リーグ活性化へ大改革

[ 2018年11月29日 05:30 ]

 東都大学野球連盟監督会が28日に都内で行われ、1部リーグ戦が来春から1日3試合・5週制で開催することが了承された。12月に行われる理事会での承認と、神宮球場を使用するヤクルトや東京六大学連盟などの承認を経て、正式に実施される。実施が決まれば、1931年の連盟発足以来の大改革となる。

 これまで1日2試合・8週制で開催してきたが、リーグ活性化を目的に1日3試合制導入を目指す声が上がっていたという。3試合目はナイターとなるため観客の増加を見込めるほか、学生は午前中授業に出席できるメリットも生まれる。これに伴い、タイブレーク制の導入も検討されることになり、来年1月の監督会で詳細が協議される。

 監督会幹事長を務める亜大・生田勉監督は「時代の流れ。活性化や野球の普及につなげていけたら」と話した。

 ≪タイブレークは多数リーグで採用≫大学野球とタイブレーク制を巡っては、11年に東日本大震災による節電対策として全日本大学野球選手権と明治神宮野球大会・大学の部で導入された。現在では仙台六大学、関甲新、千葉県、東京新、首都、関西六大学なども実施。東京六大学、東都、関西学生、北海道学生、札幌学生などが採用していない。

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2018年11月29日のニュース