広島 来季キャッチフレーズは「水金地火木ドッテンカープ」

[ 2018年11月24日 05:30 ]

広島の2019年度のキャッチフレーズとして発表された「水金地火木ドッテンカープ」のロゴ
Photo By 提供写真

 広島は23日に開催した「ファン感謝デー」内で来季キャッチフレーズ「水金地火木ドッテンカープ」と発表した。太陽系の暗記方法として知られる「水金地火木土天海」をアレンジ。同じ方向に公転する太陽系を「家族」に例え、「カープも“家族”のようなチームワークで戦い、太陽系で一番輝くチームを目指す」との意味が込められた。

 一見、解読困難なフレーズは近年恒例で、今季は独特な擬音語で勢いを表現した「℃℃℃(ドドドォ〜!!!)」、昨季は「カ舞吼!―Kabuku―」。今年も発表された瞬間、球場内の観衆は意味を理解できずにざわめき、新しいロゴのボードを掲げた会沢は「家族一丸という感じでユニークなキャッチフレーズでいいと思う。来年も家族一丸で頑張りたい」と笑った。

 “家族一丸”は今季引退した新井が何度も口にした言葉だった。精神的支柱がいなくなる来季も、赤ヘルの特徴ともいえる団結力を失うわけにはいかない。

 「ファン感謝デー」の最後にファンへあいさつした緒方監督は「一昨年、去年の短期決戦の経験を生かしても日本一に届かなかった。相手を上回る野球をできなかった監督の私の力不足」と頭を下げた。独走でのリーグ3連覇でも34年ぶりの日本一には届かず、改めて家族一丸を掲げて悲願へ突き進む。「この悔しさ、経験を生かして4連覇、日本一をつかみとるシーズンにしたい」とファンに誓った。

 ≪緒方監督、単年契約更新≫他のコーチ陣とともに緒方監督との単年契約を更新した。来季で就任5年目を迎え、鈴木清明球団本部長は「反省も含めていろいろと話をした。シリーズは短期決戦の戦いの中で残念な結果になったけど、“また頑張りましょう”という話をした」と期待を寄せた。

続きを表示

2018年11月24日のニュース