“師匠”内川も後継指名 ソフトB上林 背番号1頂く 誠也変更に反応

[ 2018年11月23日 05:30 ]

内川から後継に指名され背番号「1」への熱い思いを語る上林
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 背番号「1」を継承するために不動の地位を築く。ソフトバンク・上林が将来的に「エースナンバー」を背負う意欲を示した。22日はヤフオクドームでウエートトレなどに励んだ。自主トレで同じ内川門下生として一緒に汗を流した“兄弟子”広島・鈴木が背番号51から1に変わった話題に反応し、熱い思いを明かした。

 「51にこだわりはあるけど、背番号1はエースナンバー。これまでキャプテンとかはやったけど、1はつけたことがない。つけたい思いはある」

 仙台育英時代は外野手で縁がなかった。現在、背番号1をつける“師匠”内川から、すでに後継指名された。「内川さんにも言われているので。そのためには常に試合に出て、レギュラーで中心選手として試合に出ること」。今季は目標の全試合出場を達成し、打率・270、22本塁打、62打点。日本シリーズも第4戦で決勝2ランを放つなど広島・鈴木に引けを取らない活躍ぶりで日本一連覇に貢献した。「これを毎年続けないといけない。フルイニングもついてくれば」と意気込んでいる。

 ただ、背番号51には強い思い入れがある。野球を始めた小学生の頃からイチロー(マリナーズ)に憧れ、テレビで大リーグのハイライト映像を欠かさずチェック。同じ左打ちとして、多くのことを吸収した。13年12月の入団会見で同じ番号のユニホームに袖を通し「何年も続けて首位打者を獲れるような打者になりたい」と誓った。

 もし、イチローの背番号を卒業するなら「1桁は“1”以外に興味ない」。主将の後継者、チームの顔と呼ばれる存在になってみせる。

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2018年11月23日のニュース