阪神・才木 900万円UP 25試合先発ノルマ

[ 2018年11月23日 05:30 ]

年俸アップで契約を更改した才木(撮影・北條 貴史)
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 プロ2年目を終えた阪神・才木は、900万円アップの年俸1500万円でサイン。6勝(10敗)を挙げた次代のエース候補は、先発での25試合登板を来季のノルマに設定した。

 「(来季は)開幕から1軍でローテを守って、25試合投げきれるように。それぐらい(首脳陣に)信頼してもらえるように」

 強い自覚に他ならなかった。今季は途中で中継ぎ待機を挟んだこともあり、先発は14試合にとどまった。5月から1軍でシーズンを過ごしたことで「(1年間ローテを守ることは)すごく難しいというか、途中、疲労もあるので。調子が悪い時も試合を作れるようにコンディション、技術も学んでいきたい」と足りないものも分かった。

 金村投手コーチはシーズン終了後、才木について「25試合が最低ライン」と口にしていた。その思いは20歳の若き右腕も同じ。「1シーズン、しっかり先発として投げ抜くことが目標。25試合投げきれるように」と改めて自身に言い聞かせるように力を込めた。

 「(オフは)しっかり体作りと、無駄に疲労しないように。もう一度、フォームを見直して体に合わせたフォームを作っていきたい」。矢野監督も期待するチームの有望株。大きく飛躍するための下地作りに励んで冬を越す。(遠藤 礼)

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2018年11月23日のニュース