楽天ドラ1辰己 稼頭央背番「7」でトリプルスリーだ

[ 2018年11月23日 05:30 ]

楽天の新人選手たち(前列左から)渡辺佳、弓削、太田、辰己、引地、佐藤(後列左から)則本佳、鈴木、平石監督、立花社長、石井GM、小郷、清宮(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 楽天のドラフト1位・辰己(立命大)が、通算403本塁打の山崎武司氏や松井稼頭央氏(現西武2軍監督)がつけた背番号7を引き継いだ。仙台市内で行われた新入団会見で発表され「チームを象徴する選手がつけてきた番号。僕もチームの顔としてやっていければ」と決意表明した。

 走攻守そろった外野手。内野手だった松井氏とはポジションこそ違うが、タイプは重なる。目標にしているトリプルスリーは松井氏が西武時代の02年に達成しており「メジャーでもやられた方。テレビ画面を通してでも、雰囲気のある選手だった。僕も憧れてもらえるような選手になりたい」と力を込めた。

 初めて7番のユニホームに袖を通した自身の姿を見て「似合ってるなと思いました」と胸を張った。関西学生野球連盟歴代2位の通算122安打を放った打力、50メートル5秒7の快足、遠投125メートルの強肩を武器に、1年目から1軍で活躍して栄光の背番号に恥じない成績を残す。 (黒野 有仁)

続きを表示

2018年11月23日のニュース