西、オリ含む全4球団と再交渉へ「2巡目いきます」決め手は「誠意」

[ 2018年11月20日 06:30 ]

納会に参加したオリックス・西(撮影・北條 貴史) 
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 オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した西勇輝投手(28)が19日に兵庫県内で選手会納会に出席し、揺れる胸中を明かした。「どれだけ僕を必要としてくれるか、その言葉で動くと思う」と決断の決め手を「誠意」と強調。16日に初交渉した阪神を含め、獲得に乗り出している全球団と再交渉することも明かした。

 動向を注目される西は自身の心を動かす決定的な言葉を待っていた。兵庫県内で開かれたオリックスの選手会ゴルフと納会に参加した後、報道陣に対応。獲得に名乗りを上げた阪神、ソフトバンク、DeNAと一通りの交渉を終えたことを踏まえ、胸の内を告白した。

 「選択は凄く難しい。どの球団からも、温かい言葉をいただいた。まだ決定的な言葉というのはないですね。(決め手は)誠意です。僕のことを、どれだけ必要としているかという言葉を聞きたいですね。それで心が動くと思う」

 ソフトバンクが4年総額15億円級とみられる大型契約を提示して条件面では頭一つ抜けているとされる中、西が最重視する要素は阪神にとって“追い風”かもしれない。16日の初交渉では年俸2億5000万円をベースにした複数年契約を提示した上で谷本修球団本部長は矢野監督の持つ野球観を熱心に伝え、「相通じる部分が多かったと思う」と共感を得た様子だった。

 西は「また会います。2巡目しますね」と宣言残留を認めているオリックスを含む全球団と2度目の交渉に臨むことも明言。阪神・矢野監督は直接出馬を辞さない姿勢を示していて、自らの言葉で“西の力が必要だ”と訴える機会もありそうだ。西も矢野監督との直接対話の可能性について「どの監督もいろんな考えを持っていると思うし…。監督と会うということは世間的に決定的となってしまうので…」と慎重に言葉を選んだ上で、「難しいけど、代理人と話し合って、どう動くか決めたいと思います」と話した。

 納会では後輩たちから阪神とソフトバンクの応援歌に引っかけて「六甲おろしか?若鷹軍団か?」などと冷やかされて苦笑いする場面も。「焦って期限がここまで…というのはない。自分のタイミングで決めたい。しっかり話し合って、しっかりした道を決めたい」。悩む西の心を動かすのはどこか。争奪戦は第2幕へ突入する。(湯澤 涼)

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