楽天 浅村と初交渉 かつて西武でチームメート石井GM「たくましくなった印象」

[ 2018年11月18日 21:16 ]

<楽天、浅村FA交渉>楽天の石井GM(撮影・島崎忠彦)
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 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した浅村栄斗内野手(28)が18日夜、東京都内で楽天と初交渉を行った。

 楽天側は立花陽三球団社長、石井一久GMが出席。約2時間、食事をしながらの交渉となった。交渉後に取材対応した石井GMは「セカンドを守れて、打撃も素晴らしく、背中で引っ張っていくことができるスペシャルな選手は、これから出てこないかもしれない」とあらためてラブコール。浅村とは西武時代のチームメートだけに「久しぶりに会いましたが、たくましくなった印象」と話した。

 石井GMが交渉の席で浅村に伝えたのは、メジャー挑戦やFA移籍した自身の経験談。「一歩、外に出てみないと分からないこともある。僕の経験として、移籍することで人間としても、プレーヤーとしても幅が広がると思う」とし、「殺し文句は必要ない。それよりも自分の経験や移籍した時の心境などを話させてもらった」と説明した。

 浅村は今季は主将としてチームの10年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。打率・310、32本塁打、127打点をマークして2度目の打点王に輝いた。

 浅村獲得にはパ・リーグの3球団が乗り出しており、ソフトバンクは16日にトップで交渉を行い、オリックスは週明けに予定している。また、西武は宣言残留を認めている。

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