巨人ドラ5松井 背番号65はゴジラ+阿部 偉大な先輩の魂背中に本塁打王狙う

[ 2018年11月18日 05:30 ]

仮契約を終え、色紙を掲げて笑顔を見せる巨人のドラフト5位・松井
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 巨人からドラフト5位で指名された折尾愛真の松井義弥内野手(18)が17日、福岡県北九州市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3500万円、年俸500万円で仮契約した。 ドラフト特集

 背番号は65で、球団OBの松井秀喜氏がつけた55に阿部の10を足した数字に、長谷川国利スカウト部長は「彼(松井氏)が55番をつけていたのでそれよりも10番多い番号」とゴジラ超えに期待を寄せた。

 松井は印象に残る巨人の4番について「松井秀喜さんと阿部慎之助さん」と自身と同じ右投げ左打ちの2人の先輩を挙げた。そして「(4番は)チームの中心。そこを打って貢献したい。長距離砲としての記録をつくりたい」と巨人の日本選手では02年の松井氏以来の本塁打王を目標に掲げた。

 高校通算40発で、1年夏から4番に座り、今夏は主将として同校初の甲子園に導いた。1メートル91、90キロのがっちりとした体格。パワーはもちろん、柔軟性も兼ね備え、広角に打ち分けられる。松井氏の「剛」と阿部の「柔」が融合できれば…。そんな無限の可能性を秘めている。

 今夏の甲子園では、同校の宿舎が92年に星稜時代の松井氏が滞在した旅館と同じで、飾ってあった松井氏の写真と同じポーズで女将さんと写真撮影もした。憧れの松井氏にも「バッティングで一番大切なものを聞いてみたい」と九州のゴジラは目を輝かせた。 (岡村 幸治)

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2018年11月18日のニュース