阪神・矢野監督 オリ西獲りへ直接出馬も「喜んで行かせてもらう」

[ 2018年11月15日 08:55 ]

阪神・矢野監督
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 プロ野球の国内外フリーエージェント(FA)宣言選手が14日、公示された。阪神はオリックスからFA宣言した西勇輝投手(28)について改めて獲得の意思を表明し、交渉解禁となる15日に西側と初接触したい意向を示した。休日だった秋季キャンプ地の高知で対応した矢野監督も、球団から請われた場合にはテーブルに同席する考えをみせた。

 「もちろん行くよ。それ(自分が同席すること)で前に進むという感じがあれば喜んで行かせてもらう。そう(考え方も直接伝えられる)やね。お互い、そういうことがあるかもしれない。行かせてもらう気持ちはある」

 人対人の交渉事。誠意と熱意を示すには、やはり膝を突き合わせて話し合うのがベストだ。「矢野イズム」を自らの口で伝え、西の本音にも迫る――。口説き落とすためのキーワードに掲げたのは、「真っ向勝負」だ。

 「それ(「俺の胸に飛び込んでこい」)はね、長嶋さんだから。俺ごときが、そんなんいらんと思う。俺は西に真っ向勝負じゃないけど“俺はこうだよ、こう思っているんだ”と伝えられると思う。(口説き文句は)俺のキャラじゃない。キャラというか、俺じゃ通用しない。長嶋さんとか星野さんだから通用する。真っ向勝負というか俺はこういうチーム作りたいとか、西はこうやねんとか伝えるのが俺らしいと思う」

 言葉に、過剰な装飾は施さない。捕手出身の指揮官は「口説き文句」に頼らず、ストレートな言葉で投手・西の胸を突き刺してみせる。矢野監督らしく、無骨に「真っ向勝負」を挑み、恋人を口説き落とす算段だ。

 「いろんな面で大きいんじゃないか。数字的なものはもちろん、チームのバランス的にも中堅の年齢のところで。うちは現状、ベテランと若手みたいな感じになりつつある部分で、そこに入ってくれたらというのはある。ピッチングも、ある意味、チームのみんなに参考になる。いろいろ考えて、コーナーを突いて、配球を考えて、クイックやけん制、いろんなことの幅を持っている投手だと思うからね。そういう部分でもチームにプラスになってくれると思う」

 獲得に成功すれば、その加入効果は計り知れない。最下位からの巻き返しのため必要な「プラスアルファ」。舞台が整い次第、矢野監督が大役を担う。(惟任 貴信)

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