【槙原寛己 視点】岡本、一発より価値ある7回の一撃 最高のアピール

[ 2018年11月15日 11:10 ]

日米野球第5戦   侍ジャパン6―5MLB選抜 ( 2018年11月14日    ナゴヤD )

2回無死、中越えに本塁打を放つ岡本(撮影・成瀬 徹)   
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 岡本が最高のアピールをしたね。2回に中越え本塁打。試合前には「動くボールがどうのこうのより、CSから短期決戦にうまく乗れなくて調子が悪くなったんです」。打順についても5番より「8番がいいです」と弱気なこと言ってたけど、外角高めの速球をしっかり押し込んだ。

 1―5で迎えた7回には先頭打者として右前打で出塁。2―2から外角低めのスライダーに食らいついた。これまで空振りするか手が出なかった球だ。チームが勝つために何をしなきゃいけないか。逆転勝ちの呼び水になった一打。ホームランより価値がある。

 今回の日米野球は29人ベンチに入っているが、五輪は24人。求められるのは複数ポジションを守れて調子の波が少ない選手だ。一塁と三塁、レフトも守れる岡本。ひと振りで1点取れる長打力、22歳という若さも魅力だ。稲葉監督はホッとしているに違いない。(スポニチ本紙評論家)

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