【阪神・矢野監督語録】小野はどこを目指してやるか

[ 2018年11月11日 05:30 ]

練習を見守る矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 【阪神・矢野監督語録】

 ▼小野が目指すレベルとは… どういうところを目指しているのかなとか、あとはピッチングの時に、どう考えているかとか。(打席に立ってみて)まあ(球の)強度はまだ、そこまでとは思うけど、カーブとかも良いしね。能力が高いというのは、分かっているから。だから自分でどれくらいのレベルを目指していくのかが、俺はすごい大事と思っているからね。

 ▼大山の二遊間はないと思う 二塁はないやろ。あったらゴメンやで。ショートの方がまだ違和感はないんちゃう? セカンドは横に振るじゃん。角度も違うし難しさもあるから。ないとは思うけど、その時の状況やメンバーで、どうなるかというのは俺も分からへんし。そこはもう、俺の責任でやるけどね。その時はそうだけど、基本的には(二遊間での起用は)ないと思っている。

 ▼常にチャレンジ精神を ずっと来年(の春以降)も、そうやって(チャレンジ精神重視で)やりたいと思っている。自分の限界値を広げることは、確認することは、今の時期がいいのかもしれないけどね。リードもギリギリまで出て見て、それで戻られへんと思っていたけど戻れたら、自分の幅が広がったことになる。そうやって自分で考える。その方が野球は楽しいやろ。人にやらされてもオモロないやろ。

 ▼投手も自分で考えて投げろ もちろん。“キャッチャーに投げさせられんなよ”と。自分のことはやっぱり一番、自分で分かっている部分も多いやろう? 客観的に見れるのがキャッチャーだから、“おいおい待てよ”というのはキャッチャーができるんだけど。でも基本的に今日の調子がこうだなとか、体のコンディションがこうだなとか、自分のいつもの感覚とちょっと違うなとか、そういうのって、一番はピッチャーやから。そうやって考えてることって、めっちゃ大事。

 ▼練習メニューの選手名を下の名前で表記 (伊藤)敦(トレーニングコーチ)さんが遊んでるんとちゃうの?(笑い)。まあ、新しいことにチャレンジするって、めっちゃ大事やと思う。そう(ファンも見られるから覚えるきっかけになる)やねん。オレも一瞬見て、誰か分かれへんもん。コレ誰やねやんと。二神というとすぐ分かるけど、下の名前でポンと書いてあったら一瞬、誰かなと考えて、アーッみたいな。でもそれでファンとの距離もね、そうやって見てもらえたら、それはそれで新鮮味もあって、面白みもあったりするかもしれん。

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2018年11月11日のニュース