初黒星の侍J稲葉監督 上林のけん制死悔やむ「流れが変わっていった」

[ 2018年11月11日 22:15 ]

日米野球第3戦   侍ジャパン3―7MLB選抜 ( 2018年11月11日    東京D )

<侍ジャパン・MLB選抜>4回2死一、二塁、岡本の時 一塁走者・上林はけん制死(撮影・三島 英忠)
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 ロケットランチャーに連勝を止められた。3戦目で初黒星を喫した侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)は4回の走塁ミスを敗因に挙げた。

 「4回の走塁ミスから流れが変わっていった。一発勝負の怖さというかああいうところはしっかりやっていかないといけない」。1点を先制された直後の4回、同点とし、なおも2死一、二塁と押せ押せの場面だった。一塁走者の上林(ソフトバンク)が飛び出し、モリーナ捕手のけん制に刺され、流れを手放した。

 現役トップの盗塁阻止率・407を誇り、ロケットランチャーの異名を持つメジャー屈指の強肩捕手だけに当然、警戒していたものの、一瞬の油断が命取りとなった。

 さらに指揮官は柳田(ソフトバンク)への内角攻めなど「勉強されていいリードをしていると感じた」と最後まで険しい表情で振り返っていた。

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2018年11月11日のニュース