希望の甲斐キャノン 台湾盗塁王を楽々刺した 稲葉監督「素晴らしい」

[ 2018年11月8日 05:30 ]

侍ジャパン壮行試合   日本5―6台湾 ( 2018年11月7日    ヤフオクD )

<日本・台湾>9回2死一塁、二盗を狙った一走・王威晨を刺す甲斐(撮影・岡田 丈靖)
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 「甲斐キャノン」の獲物は、台湾の盗塁王だった。9回2死一塁。今季44盗塁をマークした一塁走者の王威晨(ワン・ウェイチェン)がスタートを切った。

 山崎の低めに外れた直球を捕球した侍ジャパン・甲斐は素早く二塁へ送球し、楽々タッチアウト。「自分のプレーをしないと。ヤス(山崎)がしっかり(クイックで)投げてくれたので。僕の力だけではない」と謙遜したが、スタンドは大歓声に包まれた。

 山崎が「凄いですね。日本一の捕手ですからね」と驚くと、稲葉監督も「台湾の一番速い足のあるランナーを刺せたというのは素晴らしい」と絶賛した。広島との日本シリーズでは、6連続盗塁刺の阻止率10割でMVPを獲得。自慢の強肩は侍ジャパンでも他国の脅威になる。

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