MLB選抜・松井コーチ、ピンストライプに「巨人ファンからブーイングくるかも」

[ 2018年11月8日 05:30 ]

日米野球エキシビションゲーム   MLB選抜―巨人 ( 2018年11月8日    東京D )

ノックをする松井コーチ(撮影・荻原 浩人)
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 「ヤンキースのゴジラ」再び――。日米野球開幕を9日に控えたMLB選抜は7日、東京ドームで全体練習を行い、一塁コーチとして参加する松井秀喜氏(44=ヤ軍特別アドバイザー)が随所で存在感を放った。

 ドン・マッティングリー監督、モリーナらとともに登壇し、通訳が入った記者会見では「日本語でいいですか?」と第一声。元ヤ軍監督で、大リーグ機構専務理事のジョー・トーリ氏から今回の打診をされたことを明かし「当初ちょっと難しいなと思ったけど、昔よくレストランでごちそうになっちゃいまして断れなかった」と冗談めかした。ヤ軍時代の04年3月31日の日本開幕戦以来14年ぶりとなる、東京ドームでのピンストライプ姿に「巨人ファンからブーイングがくるんじゃないかと」と苦笑いした。

 練習中はノックバットを手に内野ノックを計31球。しかし、選手の頭上を越えるライナーや当たり損ねを連発し「(普段)やってないもん。久しぶりだから」と頭をかいた。

 MLB選抜の一員として「サポート役に徹したい」と抱負を語る一方で、古巣・巨人への思いも隠さない。今春キャンプで指導し、大ブレークした岡本には「凄く素晴らしいシーズンを送って、なおかつこの大会で侍ジャパン入りした。この半年で何が起こったのかなと。いい意味で楽しみにしています」。成長を間近で見届ける。 (大林 幹雄)

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2018年11月8日のニュース