藤浪 新フォームはダーツ投法 肘の使い方意識、きれいなリリースに

[ 2018年11月5日 05:30 ]

肘から先の動きを意識した「ダーツ投法」で投げる藤浪(撮影・椎名 航)
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 完全復活のヒントは「ダーツ」にあった!?阪神・藤浪が4日、今キャンプ2度目のブルペン入り。射的競技の「ダーツ」をイメージした柔らかな肘の使い方でしっかりと腕を振った。

 「肘からしっかり走らないと、きれいなリリースができないので。そういうイメージでやりましたね」

 多くのファンの視線が集まる安芸のブルペンで、背番号19は丁寧にゆっくりと“矢”を投じた。捕手を立たせての投球も含めて計47球。ボールが少し逸れるたびに、まるでダーツの的を狙うように、肘から先のリリースの動きを確認した。

 決して“お遊び”ではない。前日3日には、午後からの個別練習でブルペンに入ると、ミットを構えた片山ブルペン捕手に「ダーツのイメージで」と宣言。リリースに意識を最大限集中させていた。

 この日、ラスト4球は「強めでいきます」と宣言して、ほぼ100%の力で強いボールを投じた。シーズン終了後は蓄積疲労の影響で約1週間、ノースロー調整を挟んだ。そのため調整のペースはゆるやかでも、個別の課題克服だけでなく、走り込みや、ウエートトレーニングに時間も割く。「自主練習する時間を取ってもらったので、充実した第1クールだったと思います」と大きくうなずいた。

 今季は開幕から不安定な投球が続き大半を2軍で過ごしたが、9月16日に昇格後は3連勝でシーズンをフィニッシュ。「自分の中で“これ、これ”というものが出てきている」と確かな手応えをつかんで、秋季キャンプに臨んでいる。

 メッセンジャーに次ぐ、大黒柱になり得る日本人投手の出現が臨まれる中、実績で言えば藤浪が他の追随を許さない。来季の躍動を確信できる秋にしてみせる。(遠藤 礼)

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