ハム木田GM補佐 来季1軍投手コーチ就任へ ドラ1輝星の育成も期待

[ 2018年10月29日 05:00 ]

日本ハムの木田GM補佐
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 日本ハムの来季1軍投手コーチに木田優夫GM補佐(50)が就任することが28日、分かった。29日に正式発表される。現役時代は日米8球団でプレーし、15年から現職でチームを支えてきた。31日の沖縄秋季キャンプから指導をスタート。今度は日米通算74勝、51セーブをマークした技術をナインに伝えていく。

 木田GM補佐が5シーズンぶりにユニホームを着る。来季、大谷を擁して日本一に輝いた16年以来のリーグ制覇を目指し、栗山監督は「強力な打線を圧倒する投手力が必要」と話す。西武、ソフトバンクを倒すため、1軍投手コーチに指名された。

 栄光と挫折を知る。木田GM補佐は日大明誠から86年ドラフト1位で巨人に入団。4年目の90年に12勝を挙げ、最多奪三振に輝く。メジャーにも挑戦。タイガースで2年間プレーした後にオリックスへ戻ったが、腰痛などで戦力外となった。それでも1年間の浪人生活の末に、再びメジャーの舞台へ戻った。

 ヤクルト、日本ハムなど日米8球団を渡り歩いて投球技術などの見識を広げ、現役最後の14年に所属していたBCリーグ・石川では「投手兼GM」として営業活動にも奔走。15年からは日本ハムにGM補佐に就任し、編成やスカウト活動など幅広くチームに尽力してきた。昨秋のドラフト会議では、7球団競合の末に高校通算111本塁打を放った清宮の交渉権を引き当てた。

 球団内の人事異動ともいえるが、その生きざまは若い選手たちへの手本ともなる。指導者の経験こそないが、これまでも球団フロントとして栗山監督と連携を取り、チーム状況も十分に把握する。今季は上沢が11勝でエース候補に名乗りを上げたが、軸として期待された有原、高梨、加藤が軒並み不振。チーム防御率はリーグ2位の3・77だったものの課題は多い。

 木田GM補佐には、ドラフト1位で指名した金足農・吉田輝星の育成も期待される。異色の新コーチは31日に沖縄・国頭で始まる秋季キャンプから、指導者としてのキャリアをスタートする。

 ◆木田 優夫(きだ・まさお)1968年(昭43)9月12日生まれ、東京都国分寺市出身の50歳。日大明誠から大型右腕として86年ドラフト1位で巨人入りし、オリックスを経て99年に大リーグ・タイガースへ。00年途中に日本球界復帰し、日本ハム退団後はBCリーグ・石川でプレー、GMも兼任した。14年限りで現役引退して15年に日本ハムのGM補佐に就任した。1メートル88、95キロ。右投げ右打ち。「木田画伯」としても有名。

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