広島・九里 また大一番で快投 「緊張しなかった」5回2/3を1失点

[ 2018年10月20日 05:30 ]

セ・リーグCSファイナルS第3戦   広島5―1巨人 ( 2018年10月19日    マツダ )

<広・巨>6回途中1失点と好投した九里(撮影・椎名 航)
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 広島・九里が大一番で再び輝いた。5回まで無安打に抑え、6回2死で交代するまで最少失点で投げ抜いた。先発の役割を果たし、リーグ3連覇を決めた9月26日のヤクルト戦(8回無失点)に続いて節目の勝利投手になった。

 最速146キロの直球はキレも十分だった。失策と四球で2死一、二塁を背負った2回は小林にフルカウントからスライダーで空振り三振。得意のツーシームで右打者の懐を突き、多投したスライダーの制球もさえた。緩急織り交ぜた7奪三振で翻弄(ほんろう)。安定感あふれる86球で重圧をはねのけた。

 「緊張はしなかった。飛ばすよりも一つ一つアウトを取ろうと思った。ある程度、意図したボールは投げられた」

 闘志を刺激されたのは同期入団した大瀬良の活躍だ。「先発として大地はいいライバルだと思っているし、負けたくない。大きい存在。去年は一緒に開幕ローテに入ったのに僕が途中で抜けましたから…」。13年ドラフト1位が大瀬良で、同2位が九里。昨秋CSでは互いに中継ぎ待機に甘んじ、悔しさを共有した。

 5年目の今季も開幕は中継ぎで迎えても「先発にこだわりはあります」と理想を捨てなかった。大瀬良の飛躍と歩調を合わせるように5月から先発入りして8勝。16年最多勝の野村を差し置き、3番手として指名されたCS初先発の重責にも応えた。「大地が1戦目にいい投球をして刺激になった」。日本シリーズの大舞台でも同期コンビは先発陣の中核を担いそうだ。(河合 洋介)

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