原巨人 OB元木氏&宮本氏&水野氏招へいへ 1軍コーチ大幅刷新

[ 2018年10月20日 05:30 ]

現役時代の元木氏
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 巨人が来季の1軍コーチ陣を大幅刷新することが19日、分かった。原辰徳氏(60)の次期監督就任に備え、すでにコーチ人事に着手。球団は編成面でもトップに立つ同氏と意見交換をしながら、組閣づくりを始めている。

 ヘッドコーチは置かない方針。監督としてリーグ優勝7度、日本一3回と実績豊富な原氏がその役割も兼ねる。球団でヘッドコーチを置かないのは20年ぶりとなる。打撃部門では吉村コーチのみ留任。新たに球団OBの元木大介氏(46)を招へいする。現役時代には「くせ者」の愛称で活躍し、引退後も解説者として試合を視察。コーチに就任するのは初めてとなる。

 投手部門は新たに宮本和知氏(54)、水野雄仁氏(53)に託す。両氏ともに原氏と長きにわたり現役生活をともにし、意思疎通も図りやすい。宮本氏はコーチ就任は初。水野氏は99年から3年間、巨人の投手コーチを務めたキャリアを持つ。エースの菅野一人に頼ってきた投手陣の抜本的立て直しが求められる。

 外野守備走塁コーチは韓国・斗山コーチの後藤孝志氏(49)、バッテリー部門はヤクルトと巨人で活躍した相川亮二氏(42)にそれぞれ就任を要請する。後藤氏は2年ぶりのコーチ復帰、昨季限りで現役引退した相川氏は初のコーチ職となる。内野守備走塁コーチは現時点では未定。その他、村田ヘッドコーチ、斎藤投手総合コーチ、二岡打撃コーチ、井端内野守備走塁コーチが、それぞれV逸の責任感から今季限りで退団する。

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2018年10月20日のニュース