データで見る大リーグのプレーオフ 2試合連続の先発は88年ぶり マイリーが歴史的な?登板

[ 2018年10月20日 13:49 ]

2試合連続で先発したブルワーズのマイリー(AP)
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 ブルワーズの先発左腕、ウェイド・マイリー(31)は4回1/3で2失点。17日の第5戦ではドジャースの先頭打者、コーリー・ベリンジャー(23)1人だけに投げており、記録上は2試合連続の先発となった。

 プレーオフの同一シリーズで2試合連続の先発投手を務めたのは1930年のワールドシリーズに出場したジョージ・アーンショー(フィラデルフィア・アスレチックス=当時30歳)以来、実に88年ぶり。アーンショーは第5戦に先発して7回無失点で勝利(2―0)に貢献し、アスレチックスが優勝を決めた中1日での第6戦(7―0)では勝利投手となった。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(46)は第6戦でシーズン途中にパイレーツから移籍してきた三塁手のデビッド・フリース(35)を1番打者に起用。初回にいきなりマイリーから右中間に本塁打を放った。

 ブルワーズはこの第6戦が「負けたら終わり」というイリミネーション・ゲームだったが、これは2011年のナ・リーグ優勝決定戦(対カージナルス)の第6戦以来、7年ぶり。このときの初回にも当時カージナルスに所属していたフリースに3ランを打たれていた。

 今季のア・リーグで首位打者(打率・326)となったクリスチャン・イエリチ(26)は前日までの今ポストシーズン(計8試合)では28打数5安打と不振を極めていたが、第6戦では2打席目に右中間に二塁打を記録。しかし依然として打率は・188と低迷している。

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