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広島・新井、代打同点打!41歳が流れ変えた「みんなと少しでも長く」

セ・リーグCSファイナルステージ第2戦   広島4―1巨人 ( 2018年10月18日    マツダ )

8回2死一、二塁、菊池が3ランを放ち大喜びの新井(撮影・大塚 徹)
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 広島は18日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)第2戦の巨人戦で0―1の8回に4点をあげる逆転勝利で、2年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。代打・新井貴浩内野手(41)が同点適時打を放つと、菊池涼介内野手(28)の勝ち越し3ランでつかんだ劇的な1勝。連勝でアドバンテージを含む3勝とし、19日の同戦に勝てば日本シリーズ進出が決まる。

 新井が登場しただけで沈む空気は一変した。7回まで1安打に抑えられ、二塁も踏めない苦戦。大歓声を背に2死一塁で打席へ入り、代走・上本の二盗成功で初の好機が生まれた直後の6球目だ。カウント2―2から低めのフォークに食らいつき左翼線へ。起死回生の同点二塁打に両手を叩いて喜んだ。

 「(上本)崇司が走ってくれて、もう一回グッと気持ちを高めた。追い込まれたので、何とか対応できるようにと思った。みんなと少しでも長くやりたいからね。ちょっとは力になれたかな」

 代走を送られて戻ったベンチでは最前列から声援。田中の四球後に出た菊池の決勝弾で真っ先に飛び出したのも最年長41歳だ。少年のように跳びはねて喜んだ。「冷静になったら恥ずかしいね。でも、爆発しちゃった」。生還した菊池を思いきり抱きしめた。一緒に上がったお立ち台。「お兄ちゃんにしか見えない」といじられ、「家族一丸で頑張りたい」と再び抱擁した。2年前の8月も2人の活躍で25年ぶりリーグ優勝への分岐点になった巨人戦を制し、同じように喜び合った。また“家族”の思い出が増えた。

 レギュラーシーズン終盤のことだ。長尺バットでティー打撃に努める小窪を見つけ、「貸してみて」と腰の回転を意識するような鋭い連続スイングを実演。「試合に出られなかったらキレが落ちてくる。これは金本さんも取り入れていた方法」と惜しみなく助言した。若手だけでなく、控えが増えた中堅への心遣いも忘れず、最後まで後輩との日々を大切にしてきた。

 緒方監督の積極采配も実を結んだ。8回は西川、松山、新井の3連続代打に加え、代走2人も投入。勝負をかけて押し切った。「厳しい状態からひっくり返して底力を大舞台でも出してくれた。凄い集中力。新井の力だけど、球場の雰囲気が乗り移ったような一打だった」。2年ぶり日本シリーズ進出に王手。一気の決着へ雰囲気は最高潮だ。(河合 洋介)

 ≪セ初、40代で代打殊勲打≫41歳の新井(広)が代打で同点二塁打。CSで40代選手の殊勲安打は、昨年ファーストS第1戦で福留(神=40歳)が先制本塁打を放って以来7人目(8度目)。うち、代打でマークしたのは14年ファーストS第2、3戦で稲葉(日=42歳)が勝ち越しと同点の単打を放って以来2人目。セでは新井が初めてだ。

 ▽16年8月7日の新井&菊池による劇的G倒 2位・巨人と4・5差で迎えたマツダスタジアムでの直接対決。6―7の9回2死で菊池が沢村から同点の左越えソロ、丸の四球後に新井が左越え二塁打を放ってサヨナラ勝利。4連敗で止め、25年ぶり優勝へ加速した。殊勲の壇上で「キクのおかげ。みんなの力」(新井)、「僕の夢でもあった新井さんとのお立ち台。最高で〜す!」(菊池)と笑顔を並べた。

[ 2018年10月19日 05:30 ]

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