【牛島和彦氏 視点】“こだわり”捨て切れなかった巨人 良すぎた畠を代えられず

[ 2018年10月19日 08:22 ]

セ・リーグCSファイナルステージ第2戦   巨人1―4広島 ( 2018年10月18日    マツダ )

8回2死一、二塁、菊池の勝ち越し3ランを浴びた畠督(撮影・大森 寛明)
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 野球は何が起きるか分からない。どれが正解というのがないスポーツだ。巨人先発の田口は間違いなく今季最高の投球。6回まで67球を投げ、甘い球は初回丸に右前打された1球しかなかった。それでも畠への交代が予定通りだったのなら、それはそれで「あり」だと思う。実際に畠も凄く良かった。ただ野球は生き物。決めごとは決めごととして、臨機応変に対応しなくてはならない場面もある。

 7回を11球で3者凡退に仕留めた畠は8回も簡単に2死を奪ったが、代打・松山に四球を出し、代打・新井に同点打を許した時点でこの回の投球数が23球に達していた。回またぎで1イニング20球を超えたらきつい。ここで代えてもよかったが続投。案の定、制球が定まらなくなり田中に四球を与えて30球。巨人ベンチはそれでも動かず、菊池に決勝3ランを浴びてしまうのだ。

 畠が良すぎたから代えづらかったのは分かるが、ゲームプランへのこだわりが重い1敗につながった。(スポニチ本紙評論家)

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