西武・栗山、大暴れ3安打6打点!獅子おどし打線本領13点大勝

[ 2018年10月19日 05:30 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第2戦   西武13―5ソフトバンク ( 2018年10月18日    メットライフD )

初回2死 一、二塁 3ランを放つ西武・栗山(撮影・白鳥 佳樹) 
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 西武はソフトバンクを13―5で下して今ステージ初勝利を挙げ、アドバンテージを含めて通算2勝1敗とした。栗山巧外野手(35)が初回の右越え先制3ランを含む3安打で、クライマックスシリーズではパ・リーグ新記録となる1試合6打点。第1戦で10失点で大敗したが、13得点でお返しした。

 誇らしげだった。ナインを出迎えるベンチ前のハイタッチ。栗山は列の先頭に立ち、ようやく見せた柔和な表情で後輩たちと手を合わせた。先制3ランを含む3安打6打点。17年目のベテランが、バットで大きな白星を引き寄せた。

 「連敗したら嫌な流れになるのは分かっていた。チャンスで回ってきたので、とにかく一人でも多く、ランナーを還そうと思ってやっていた」

 初戦で黒星を喫した重苦しい雰囲気を、ひと振りで変えた。初回2死一、二塁。フルカウントからミランダのチェンジアップを右翼席へ運んだ。初戦に続き2戦連発。「完璧でした。うれしかったので、さすがに笑いが出てしまった」。優勝マジック11を点灯させた9月17日の対戦で初回に満塁弾を放った左腕の立ち上がりを、またも攻略した。

 6回は一塁強襲の適時打、7回2死満塁では中前にダメ押しの2点適時を放ち計6打点。08年の巨人・小笠原と並ぶCS記録と知ると「(新記録へ)あと1打点ですか?悔しいですね」。そう冗談めかしたが「獅子おどし打線」の中心として、16被安打10失点で敗れた前夜から11安打13得点とやり返した。

 08年のリーグ優勝と日本一を知る男。10年ぶりのリーグ制覇を果たし「当然、僕たちが日本シリーズに行くと思っている。日本シリーズでプレーしたい」と改めて感じた。宮崎・南郷でのCS合宿では、自分を貫き準備に徹した。合宿最終日だった13日、他の野手陣がフェニックス・リーグに出場する一方で、自身は室内練習場での打ち込みを選択。その準備が結果となった。

 アドバンテージを含め2勝1敗とリードするが、栗山は「明日もある。今日、勝った負けたでどうなることもない」と表情を引き締めた。10年前の歓喜の再現へ。前主将の心は早くも第3戦へ向かった。 (春川 英樹)

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