【伊東勤氏視点】勝負を分けた「初回盗塁の攻防」「VSデスパ」「石川の11球」

[ 2018年10月16日 08:20 ]

パ・リーグCSファーストS第3戦   ソフトバンク5―2日本ハム ( 2018年10月15日    ヤフオクD )

<ソ・日>4回無死、杉浦から中越えソロを放つデスパイネ(撮影・岡田 丈靖)
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 勝負を分けたポイントは大きく3つあった。まず初回。昨日勝った日本ハムに勢いがあると見ていたし、さらに先頭がエラーで出塁。ここで西川の盗塁を甲斐が刺した。スタートは悪くなかった。捕ってから早く強肩な上、ストライク送球。盗塁王と盗塁阻止率トップの激突で、刺したことが大きかった。

 そして一番のポイントはデスパイネ。彼は元来、高めの直球に強い。2本塁打はいずれも高め直球で、あまりにも単調だった。直球が武器の杉浦だが、2回以降はうまく変化球を織り交ぜてきていたのに。防げた本塁打だった。両軍バッテリーが結果的に明暗を分け、流れは大きくソフトバンクに傾いた。

 3つ目は5回2死一、二塁で中島への、石川の11球直球勝負もチームを乗せた。四球で出すと満塁で西川を迎える場面。首を振って全球150キロ超えの直球で勝負し、一ゴロに仕留めた。次の西武打線は強力。早めの継投も予想されるが、石川であり、初戦好投の武田ら豊富な投手層は心強い。(スポニチ本紙評論家)

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