【データプラス1】デスパの怖さが復活 2発とも直球仕留めた

[ 2018年10月16日 05:30 ]

パ・リーグCSファーストS第3戦   ソフトバンク5―2日本ハム ( 2018年10月15日    ヤフオクD )

<ソ・日>6回無死、トンキンから2打席連発となる左越えにソロを放つデスパイネ(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・デスパイネの2本塁打は、いずれも直球を打ったもので、1本目は杉浦の141キロ、2本目はトンキンの149キロを仕留めた。

 来日5年目は自己最低の打率・238に終わったが、その要因の一つが直球の打ち損じ。直球に対する打率は過去4年間は3割以上をマークしていたが、今季は・233と落ち込み、相手投手がデスパイネに投げる直球の割合も38・9%と最も高かった。しかし、CSでは初戦の満塁本塁打も上沢の147キロ直球を打ったもので、昨季までの怖さが戻ってきた。

 【デスパのCS本塁打記録】

 ★2球団で2発 2本塁打はプレーオフ、CSで13人、15度目の最多タイ記録で、自身はロッテ時代の16年に次ぎ2度目。1人で複数のマルチ弾は04年2度のフェルナンデス(西)以来2人目で、2球団での達成は初。

 ★ファーストS新 今CS3本塁打。プレーオフ、CSの1ステージの最多本塁打は14年中田(日)、17年内川(ソ)がファイナルSで記録した4本だが、3試合制のファーストSでは過去16人の2本を抜く新記録。

 ★通算7本塁打 CS通算は7本塁打。プレーオフ、CSではウッズ(中)、和田(西、中)、中村(西)の各8本に次ぐ4位タイに浮上。

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