北別府さん 後輩・金本監督辞任に思う「眠れぬ日も多々あった事だろうと…」

[ 2018年10月11日 16:15 ]

<神・D>5回、ベンチから厳しい表情で戦況を見詰める金本監督(撮影・井垣 忠夫)
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 現役時代に通算213勝を挙げた元広島のエースで、プロ野球解説者の北別府学さん(61)が11日、自身のブログを更新。広島時代の後輩で、今季限りで辞任することを発表した阪神・金本知憲監督(50)をねぎらい、エールを送った。

 北別府さんは「金本監督、お疲れ様でした!」とのタイトルでエントリー。「これ程やり甲斐がありこれ程心身共に疲弊する立場」「想像を絶するものがあると思う」とプロ野球、そして人気球団・阪神の監督という立場を評すと「眠れぬ日も多々あった事だろうと思います」と重責を担った後輩を思いやり「金本監督、本当にお疲れさん!」とねぎらった。

 北別府さんは1975年ドラフト1位で広島入りし、76年から94年まで広島ひと筋にプレー。91年ドラフト4位で広島入りした金本監督は、阪神に移籍するまでの2002年まで広島に在籍した。92年から94年までの3年間はチームメートとして、01年から04年に北別府さんが投手コーチを務めた時にはコーチと選手として同じ釜の飯を食べた仲だけに、17年ぶりの最下位に沈んだ責任を取って阪神監督を辞任する後輩に対して思うところがあったのだろう。

 「これからは暫くは解説者として一緒に野球界を楽しんでもらえたらと思っています」と、先輩として、仲間としてエールを送った。

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2018年10月11日のニュース