巨人・岡本 侍4番あるぞ 稲葉監督「可能性は十分にある」

[ 2018年10月11日 05:30 ]

「2018 日米野球」侍ジャパン28選手発表 ( 2018年10月10日 )

侍ジャパンの稲葉監督(左端)は岡本の初選出を発表する (撮影・西川祐介)
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 11月に開催される「2018 日米野球」(9〜15日、東京ドームなど)に出場する侍ジャパン28選手(先行発表5人を含む)が10日、発表された。史上最年少で打率3割、30本塁打、100打点を達成した巨人・岡本和真内野手(22)が、代表最年少でトップチーム初選出。背番号は「8」に決まった。稲葉篤紀監督(45)は4番候補の一人と認め期待を寄せた。

 都内のホテルで行われた会見で稲葉監督は初選出でチーム最年少となる岡本を、4番候補の一人と認めた。

 「今年一年、本当に成長した選手。ジャイアンツの4番を任され結果を残し、精神的にも強さを感じた。4番候補になる可能性は十分にあると思う」

 岡本は前日のシーズン最終戦の阪神戦で、最後の2打席連続本塁打で100打点に到達し、チームをCS進出に導いた。背番号は巨人でつける「25」を年上の筒香に譲り、「8」に決定。くしくもこの日、巨人監督に復帰が決定的となった原辰徳氏が現役時代に背負った番号だ。また今季は一塁、左翼での出場が中心だったが、今回の侍メンバーは正三塁手が不在。4番候補は他に筒香、山川とそろうが、日の丸を胸に8番を背負い、4番・三塁を任される可能性もゼロではない。

 岡本は「驚きましたが、選んでいただき大変光栄です」とし「今の自分がどこまで通用するのか楽しみ。さらにレベルアップできるように頑張ります」と続けた。

 トップチーム初選出は11人。稲葉監督は2年後の東京五輪での金メダルを見据え「試すことのできる年」と位置付ける。その上で「相手は世界最強チーム。選手たちがどこまで通用するか見てみたい」と話した。 (後藤 茂樹)

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