雄星 CS完封発進再び 9日フェニックスLで調整登板、中7日で本番へ

[ 2018年10月8日 05:30 ]

宮崎入りした西武の秋山(左)と菊池(撮影・木村 揚輔)
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 西武・菊池雄星投手(27)が、17日のCSファイナルS初戦に先発する。そのため、9日のフェニックス・リーグの韓国・サムスン戦に調整登板。そこから中7日で本番に向かうエースは「(首脳陣から調整は)任せると言ってもらえたので3、4イニング投げると思います。確認、程度にという感じですね」と語った。

 レギュラーシーズンを終え、チームはこの日、遠征先の福岡からCS合宿を行う宮崎・南郷入り。前日、ブルペン投球を行った菊池は終始、リラックスした表情だった。昨季は2位で楽天とのファーストS初戦でCS初登板を果たした。則本とのエース対決で5安打に抑える完封勝利。今季もファイナルS初戦という大役を任され、快投の再現を目指す。

 チームは日本一に輝いた08年以来10年ぶりのリーグ優勝を果たし、同じく10年ぶりの日本シリーズ進出を目指す。異例の遠征地から直接、合宿突入という日程を選択した辻監督は「同じ釜の飯を食って“行くぞ”って気持ちになって、所沢に帰る」と最終調整へ意気込んだ。2位のソフトバンクか、3位の日本ハムか。対戦相手は決まっていないが、菊池らナインは南国・宮崎で決戦への準備を整える。 (春川 英樹)

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2018年10月8日のニュース