阪神 球団ワーストタイ甲子園38敗目 17年ぶり最下位の危機迫る

[ 2018年10月6日 11:13 ]

セ・リーグ   阪神1―6中日 ( 2018年10月5日    甲子園 )

<神・中>6回2死一、三塁、空振り三振に倒れ、バットを地面に叩きつけて悔しがる梅野。投手・笠原(撮影・北條 貴史)
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 5位の中日にも5点差をつけられる完敗だった。甲子園球場では実に98年の12連敗以来の8連敗。阪神・金本監督の深いため息が苦しい現状を物語っていた。

 「うーん。今日もたくさんお客さんが入っているのにね…。うーん。何とか喜ばしてあげたいんですけど…」。言葉にならない心の叫びがむなしかった。2回無死一塁。平田の遊撃正面への平凡なゴロ打球が植田の股間を抜け、暗転した。完全な併殺コースをトンネルした痛恨の失策で窮地が広がった後、小野が先制打を浴びた。

 拙守の後は拙攻が続いた。笠原の前に7回1/3で6安打1得点。6回は1死からの連続四球で好機をもらいながら大山が内角直球に詰まって投ゴロ、梅野も外角へのチェンジアップに空振り三振だ。

 反撃して逆転へつなげるどころか零封を阻止するだけで精いっぱい。前日4日には2年ぶりBクラスが確定し、CS進出の可能性が完全に消滅したばかり。好転の兆しは見えず、本拠地38敗は95年の球団ワーストに並んだ。中日には1・5差をつけられ、17年ぶりの最下位終了の危機も近づいてきた。「執念」をチームスローガンに掲げて戦ってきた今季。猛虎の意地を虎党は最後まで望んでいる。 (山本 浩之)

 《20年ぶり甲子園8連敗》阪神の甲子園8連敗(1分け挟む)は98年5月7日から6月12日にかけて、球団ワーストの12連敗を喫して以来20年ぶり。今季同球場で38敗目(19勝2分け)は、95年に並ぶ52年のフランチャイズ制導入以降の球団ワースト記録。3試合を残して借金19としており、あと1敗でシーズン終了時点の甲子園借金ワースト、78年の借金17(19勝36敗3分け)以上も確定。5位中日とは1・5ゲーム差に広がり、最短で7日にも01年以来17年ぶり最下位決定のピンチだ。

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