広島・大瀬良 有終締めだ!最終戦先発“無欲”でCSに弾みつける

[ 2018年10月6日 05:30 ]

キャッチボールで調整する大瀬良
Photo By スポニチ

 広島・大瀬良大地投手(27)が5日、マツダスタジアムでの指名練習に参加し、7日に先発予定のDeNA戦に備えた。レギュラーシーズン最終戦で最多勝、最高勝率の初タイトルが懸かるが「意識しない」と無欲を強調し、クライマックスシリーズ(CS)に弾みをつける快投を誓った。その結果の2冠なら最高。チームを勝利に導き、有終の美を飾るつもりだ。

 曇り空の本拠地。大瀬良は既に今季最終登板を終えたジョンソン、野村とともに汗を流した。ランニングやキャッチボールなど軽めのメニューで約1時間。チームの今季最終戦となる7日のDeNA戦先発に向け、静かに闘志を燃やした。

 「先発ローテーションで回ってきた投手として、チームが勝てるようにきっちり最後まで仕事をしたい。CSに向けて、いい形で締めくくりたい」

 敵地での前回9月30日の巨人戦は、中盤に立ち直って7回を6安打3失点。16勝目の権利を得て降板し、救援陣が打たれて白星は消えた。投球内容自体も「変化球の精度がいまひとつだった」と自戒し、この1週間は修正に努めてきた。

 「それを成果として出せるようにしたい。いろんな球種が使えるかどうか、抑えていく中で確認できれば」

 相手のDeNAは目下4位で、逆転でのCS進出へは1敗もできない状況。プレーオフで対戦する可能性もあるが、「今季もたくさん投げているし、こうしたら危ないこともわかっている。CSに向け、そこも確認できたら」と泰然自若だ。

 今季は26試合に先発し、15勝7敗、防御率2・59。前日4日に勝ち星で巨人・菅野(15勝8敗)に並ばれたものの、7日の最終戦で勝ち星を積み上げれば、最多勝と最高勝率の初タイトルが限りなく近づく。それでも大瀬良は無欲無心だ。

 「1年間一生懸命やってきたご褒美で、チャンスに巡り合えている。意識はしないけど、チームの勝ちに結びつける中で自分のそれが1つ増えれば、それはそれでうれしい」

 菅野は、チームのCS進出が懸かっていれば9日の最終阪神戦に中4日で登板する可能性がある。勝率を争うDeNA・東(11勝5敗)は残り4試合で2戦2勝が条件だ。どうであれ、勝てば大瀬良の2冠が濃厚。CSにはずみをつけるためにも、有終の美を飾り、勲章を手に入れたい。 (江尾 卓也)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年10月6日のニュース