データで見る大リーグのプレーオフ レッドソックスのセールは大丈夫? 球速が徐々にダウン

[ 2018年10月6日 14:26 ]

第1戦に先発したレッドソックスのセール(AP)
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 地区シリーズ初戦で勝利投手となったレッドソックスのクリス・セール(29)は5回1/3を投げ(93球)、リリーフ投手が打たれたこともあって被安打5で2失点。今季は左肩の故障で2度戦列を離れたこともあり、5イニング以上を投げたのは8月12日のオリオールズ戦(5回で68球)以来となったが、やはり不安を残す内容となった。

 もっとも気がかりだったのが回を追うごとに“減速”していった速球。初回は平均で95・2マイル(153・2キロ)だったものが2回には95・1マイル(153・0キロ)となり、3回は94・7マイル(152・4キロ)、4回は93・7マイル(150・8キロ)と下降線をたどった。

 ホワイソックス時代の2015年(13勝11敗)とレッドソックス移籍時の昨年(17勝8敗)にはシーズン最多奪三振をマーク。三振奪取率は昨年12・9だった。

 今季は故障で登板数が27試合にとどまり12勝4敗で終了したが、それでも三振奪取率は昨年を上回る13・5を記録していたが、この日に三振を奪ったのは4回まで。球速ダウンの時期が早く、今後の登板でも球数が問題になってくるだろう。

 ア・リーグ東地区のライバル、レッドソックスとヤンキースがポストシーズンで対戦するのは2004年のリーグ優勝決定シリーズ以来。この時はレッドソックスが3連敗から4連勝を飾ってシリーズを逆転し、その勢いを保ったまま86年ぶりのワールドシリーズ制覇(カージナルスに4勝0敗)を達成した。

 その前年となる2003年のリーグ優勝決定戦でも両者は顔を合わせているが、最終第7戦の延長11回に劇的なサヨナラ本塁打を放ったヤンキースの選手が、現在同チームを率いているアーロン・ブーン監督(45)。チームの歴史を築いたヒーローが再び“宿敵”に立ち向かっている。

 大型補強が目立つ両チームだが、意外にも?“生え抜き”が多い。第1戦の先発メンバーの中で一度も移籍を経験していないのは、ヤンキースではアーロン・ジャッジ(26)、ミゲル・アンドゥハー(23)、ゲーリー・サンチェス(25)、グレイヤー・トーレス(21)の4人。レッドソックスにもムーキー・ベッツ(25)、アンドリュー・ベニンテンディ(24)、ザンダー・ボガーツ(26)、ジャッキー・ブラドリーJR(28)の4人が入団以来、ユニフォームを替えておらず、どちらも球団が育成した選手たちが現在の主力となっている。

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