オリ来季監督に西村ヘッド就任 “強い時代知る”田口2軍監督入閣総合コーチに

[ 2018年10月6日 05:30 ]

練習を見る西村ヘッドコーチ(撮影・後藤 正志)
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 オリックスは5日、新監督に西村徳文ヘッドコーチ(58)が昇格して就任することを発表した。11日に大阪市内で就任会見を開く。ロッテ監督時代の10年にレギュラーシーズン3位から日本シリーズを制した経験と実績を評価。今季限りで辞任する福良淳一監督(58)の参謀役として戦力を熟知することも重視した。新監督を補佐する形で田口壮2軍監督(49)が1軍に昇格し、走攻守を広範囲に見渡す総合コーチ的な役割に就くことも判明した。

 新監督人事は内部昇格で決着した。「中長期的なチーム強化」の視点で続投を要請した福良監督が成績不振の責任を取る意志が固く慰留を断念。現体制で築いたベースをスムーズに次期体制へ移行するため西村ヘッドコーチを後任に定め、監督とともに辞任を申し出た同コーチを翻意させた。コーチ陣も高山、平井両投手コーチを留任させる見込みで、大幅には入れ替えない。

 西村コーチは16年に現職に就任し、福良監督の参謀として統率力を発揮。長村裕之球団本部長は「選手、チームをレベルアップさせたい思いが強い」と評価する一方、現役時代はロッテ一筋で過ごすなど球団の歴史、伝統をつなげていく意味では多少の不安を残す。その不足分を補うのが、1軍に昇格する田口2軍監督の存在だ。

 俊足強打の内野手として91年ドラフト1位でオリックスに入団。外野手転向後、95、96年の連覇に貢献し、02年から8年間のメジャー生活を経て10年に復帰。16年からは2軍監督に就任した。明るく誠実な人柄でチーム内外での人望も厚く、野球観への評価も高いだけに走攻守の広範囲で見渡す総合コーチ的な役割に就く予定だ。12球団最高のチーム防御率3・69を記録しながらリーグ5位の打率・244。打力、得点力の向上を担う。

 田口2軍監督は7日にフェニックス・リーグ参加のため宮崎へ出発。体制が固まり次第、帰阪し新監督とともに来季構想を練る。「強いオリックス」を知る生え抜きのスターが来季、現役当時の96年以来、23年ぶり優勝に挑む。

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