巨人・高橋由伸監督が今季限りで辞任 3年連続V逸で自ら決断

[ 2018年10月3日 20:45 ]

巨人の高橋由伸監督
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 巨人・山口寿一オーナー(61)は3日、東京・大手町の球団事務所で取材に応じ、高橋由伸監督が今季限りで辞任することを明らかにした。同監督は今季3年契約の3年目。チームは現在65勝71敗5分けで4位。自力でのクライマックス・シリーズ進出が不可能となっている。

 山口オーナーは9月12日に「3年間、優勝から遠ざかってる。優勝争いから遠ざかっている。巨人として強い危機感を持っている」としたものの一方で高橋監督の若手育成の手腕を評価。「まだペナントレース途中だからこの先のことはあれこれ言える時期ではないけれども(来季は)十分にチームを整えて、監督には腕を奮ってもらいたいなと私は考えている」と続投を要請する考えを示していた。

 しかし9月11日からの7連戦は1勝5敗1分けと失速し、同29日には12年ぶりのシーズン負け越しが決定。2年連続でBクラスとなれば球団史上2度目となり、責任が問われるのは必至だったが自ら監督を辞することを決めた。

 山口オーナーは後任について「難しい状況で引き受けてもらうことになるのでやはり経験、実績といったことが必要と思っている」と述べたにとどまった。

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