広島・丸、チーム初安打が決勝弾!球団日本人左打者初の40号王手

[ 2018年10月3日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1―0阪神 ( 2018年10月2日    マツダ )

6回2死、先制ソロ本塁打を放ち、敬礼ポーズで生還する丸(撮影・北條 貴史)
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 広島・丸佳浩外野手(29)は2日の阪神戦(マツダスタジアム)で、0―0の6回にリーグ単独トップに躍り出る39号ソロ。5回までチームは無安打無得点ながら、初安打が決勝アーチとなった。球団の左打者では1978年のギャレット以来2人目、日本人では初となる40号に王手をかけた。

 まさに一撃必殺だった。岩田の前に無安打無得点と気配すらなかった6回2死無走者。。丸は、6回の攻撃前の円陣で確認した「力強いスイングを心がけること」との助言を頭に入れて打席に向かった。2度のファウルでも力強いスイングをみせて迎えた2ボール2ストライクの6球目。真ん中低めのツーシームを捉えると、打球は鮮やかな放物線を描いて、バックスクリーン左に着弾した。

 「序盤から中盤にかけて展開的にも重たかった。自分のスイングをできていなかった。振れる球をしっかりいこうと思った」

 並んでいた筒香、ソト(ともにDeNA)を置き去りにしてリーグ単独トップの39号。球団の左打者で40本塁打に到達したのは、1978年ギャレットの40号のみで、日本人打者では初の大台に王手をかける一発となった。

 「(40号は)打てるに越したことはないけど、あくまでいいところでランナーを還せるようにしたい」

 昨季のMVP男の進化の要因は、この日の一発に現れた。昨季は左右で打率には大差はなかったものの、23本塁打中、対左投手からは1本のみと大きな開きがあった。一転、今季はこの日の左腕・岩田からの一発で、39本塁打のうち対左投手は16本目。サウスポーの完全攻略に、「投手に向かって入っていけているからかもしれない」と分析する。データなどを整理した上で打席に向かう勉強熱心な一面が、“アーチスト化”へとつながった。

 ここ4試合は15打数無安打で状態は下降線気味だっただけに、「内容のよくない打席が多かった。こういう内容のある打席を増やしていきたい」と手応えをつかむ一発となった。短期決戦を見据えれば、しびれる投手戦を制したのも価値があった。シーズンは残り3試合。不安要素を解消しておくことは、悲願の日本一へとつながっていく。 (河合 洋介)

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