ハム中田、逆転V諦めん「勝ち続けて、最後は笑って終わりたい」

[ 2018年9月18日 08:08 ]

パ・リーグ   日本ハム4―2オリックス ( 2018年9月17日    札幌D )

6回1死一、三塁、逆転の2点適時二塁打を放つ中田(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは17日、オリックス戦に快勝。「4番・一塁」で出場した中田翔内野手(29)は6回に逆転打を放ち、チームを勝利に導いた。これで6日未明の北海道胆振東部地震の発生から初の本拠地開催となった4連戦を2勝2敗で終え、18日から7・5ゲーム差をつけられている首位・西武と敵地での2連戦に挑む。

 試合を決める。それが4番だ。お立ち台に上がった中田に降り注ぐ大歓声。満足そうにスタンドを見渡し「ここ何試合かチャンスをつぶしていたので、意地でも打ちたかった」と言葉に力を込めた。

 打線はプロ初先発ながら投げっぷりのいい榊原に苦しめられ、5回までわずか1安打で無得点。2点を追う6回は2番手の山田を攻め、近藤の適時打で1点差とした。なお1死一、三塁で中田が打席へ。マウンドには今季の過去7度の対戦でわずか1安打に抑えられている苦手右腕の比嘉がいた。1ボールからの2球目。高めに浮いたスライダーを強振して左中間二塁打を放ち、2者が生還した。

 前日16日のオリックス戦では元同僚の増井から9回に犠飛を放ち、大杉勝男、小笠原道大の3度を抜く球団新記録となる自身4度目のシーズン100打点に到達。だが、試合は完敗で2連敗を喫した。6日未明の北海道胆振東部地震から初の本拠地開催となった14日からの4連戦は1勝2敗となり、この日を迎えていた。今季から主将も務める男が、3連敗を免れる意地の決勝打を放った。

 今季は二刀流の大谷がエンゼルスに移籍するなど主力が流出したが、チーム一丸で白星を重ねてきた。新たに主将に就任した中田は打撃だけでなく、走塁、守備でも全力でプレーする。この試合でも3回1死一、三塁の一塁守備で福田のボテボテのゴロで三塁走者の生還を阻止するために猛チャージ。捕球できずに失策となったが、先制の生還を阻止するための積極的なプレーだった。主砲の決勝打の場面を「感動しました」と振り返った栗山監督は「結果が出なくて背負いすぎていると思ったけど、必ず形になると思っていた」と信頼の言葉を語った。

 これで2位・ソフトバンクに1ゲーム差。18日からは敵地で首位・西武と2連戦だ。お立ち台の最後、中田は「勝って、勝って、勝ち続けて、皆さんと一緒に最後は笑って終わりたい」と奇跡の逆転優勝に向けて気勢を上げた。残り17試合。前だけを見据え、必死に走り続ける。(山田 忠範)

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