広島・野村、2年連続優勝決定日先発へ 21日阪神戦「チャンスあるのなら」

[ 2018年9月18日 05:30 ]

練習を終えて引き上げる野村
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 広島・野村祐輔投手(29)が17日、2年連続の優勝決定日での先発を待望した。最短優勝の可能性がある21日の阪神戦に先発予定。昨季もリーグ連覇を決めた9月18日の阪神戦で先発した“持っている男”で、2年連続でのV決定日に先発すれば89、90年の巨人・宮本以来の名誉となる。優勝マジックは4。27年ぶりの地元胴上げでの登板に準備は万全だ。

 既に極限の重圧を経験しているのだから頼もしい。21日に先発予定の野村は当然のように歓喜の一戦での先発に色気を見せた。昨季もリーグ連覇を達成した9月18日の阪神戦で6回1失点(勝利投手は一岡)。16年もマジック2で優勝の可能性があった9月8日の中日戦に先発して5回3失点と、なぜか巡り合わせに恵まれてきた。

 「今年もチャンスがあるのなら、こんなにうれしいことはない。最初は(プレッシャーを)感じすぎて自分の投球ができなかった。その経験があったから、去年は自分の投球ができた」

 2年連続で優勝決定日に先発すれば89、90年の巨人・宮本以来。球団では前回連覇した79、80年に池谷が達成している。21日をマジック1で迎えるには2位・ヤクルトが19、20日で連敗し、広島が20日阪神戦で勝つことが条件。他力本願ながら“持っている男”なら、三たびの好機が巡ってくる可能性も十分にある。

 歓喜の季節に合わせるように野村の状態も上がってきた。前回13日のDeNA戦では6回無失点で1カ月ぶりの白星。防御率も2カ月ぶりに3点台に戻し、「1試合ずつ成長していけるようにいい投球をしたい。前回は後半からよくなっていたので、それを最初から出せるようにしたい」と準備は万全だ。

 目前に迫る3連覇。3日間は試合がなく、17日はマツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。20日の阪神戦からは本拠地9連戦を控え、27年ぶりの本拠地胴上げの可能性は高い。「今年はマツダで決められるチャンスがある。去年も、そういう思いでやっていたけど、うまくいかなかった。9試合も続くので決められるようにしたい」。後世に語り継がれるであろう一戦の先発に野村が名乗りを上げた。(河合 洋介)

 ▽広島、前回の本拠地胴上げ 91年10月13日、広島市民球場で阪神とのダブルヘッダー第1試合を延長戦の末に落とし、迎えた第2試合。初回1死一、三塁から西田の右前適時打で先制。投げては中3日で先発した佐々岡が8回途中まで無失点。後を受けた大野は9回を3者三振で零封リレーを完成させ、5年ぶりのリーグ優勝を飾った。

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